三角西港物語
三角西港の石積み

 三角西港の建築は、復元されたものが多く、まだ新しい。当時から変わらぬ姿で残っているのは石積み構造物となっている。高度な石積み工法が用いられた緻密な石積みは大変美しく、今もその魅力は失われてはいない。

石積埠頭
  

 石積みで作られた埠頭は730mにも及んでいる。土木的には、埠頭・排水路・橋梁などの全てが砂岩の切石積みで施行されていて、高度な石積み工法が用いられているところが重要。観光地区の西側の港は、漁港として今も利用されている。この日は、ワカメが干されていた。

  

 右の写真は、浮き桟橋のあったところ。ここからスロープを渡って桟橋に行っていた。その桟橋は木製で、ことあるごとに壊れて修理を繰り返していたらしい。現在、ここに浮き桟橋を復元して観光船を走らせようという計画がある。


 海側の岸壁は、隙間なくきっちり積まれている。これがきれい。 その点、埠頭上は割とラフ。これが歩きづらい。岸壁の頂部は、巨石を縦敷、横敷の交互に組み合わせた高度な工法が用いられている。


石積水路

 きれいな石積みの排水路。ちょっとパイプが残念。右の写真は、水路のラインと山の頂上がピッタリ合ってる様子。「山あて」というらしい。これは意図的だろうとのこと。


左の写真は、山側の水路の様子。こんな感じで西港は水路に囲まれている。
右の写真は、側溝の様子。これも当時のままらしい。なんともいえない丸みが素晴らしい。


石橋 
  

 西港にはたくさんの石橋がある。そして、ひとつとしてデザインが同じものはない。それぞれ細かいところまで作り込まれている。構造としては、大きな1枚岩を渡して作っている。今でも現役。





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