西港はヨーロッパ風の町並みで栄えたが、明治32年に開通した鉄道三角線は三角東港までだったために、ここ西港はしだいに衰退し、時代から取り残されてきた。そのために明治20年の築港当時の姿を良く残している。

【解説】 明治20年代に建てられた回漕問屋。回漕問屋とは、沿岸航路で旅客、貨物輸送の取り次ぎをした問屋(どいや)のこと。4隻の汽船を所有していた。大正時代に三角東港ができるまで旅客・貨物輸送で大いに賑わった。築港当時の面影を色濃く残す港湾施設として平成11年に修復された。
【感想】 建物内は、一般的な和風建築。部屋の数は多い。2階にも上がれますが、特になにもないです。裏手にはトイレがあります。
【解説】 三角西港の設計者、ムルドルの名にちなんでつけられた三角町の物産館。おしゃれな館内には、三角町の伝統工芸品や特産物が展示販売されている。
【感想】 ムルドルグッズなるものがあると聞いて、お店のひとに尋ねてみたら、そんなものはないそうです。ムルドルチョコレートならあるかも?だそうです。
■営業時間 9:00〜17:30
■年中無休
| |
【解説】 荷役倉庫として使われていた土蔵造りの建物で、築港当時のたたずまいを残した記念館。平成11年にテラスを新設して、新鮮な魚介類をふんだんに使った料理が楽しめる洋風レストランとして改装された。ランチ、ディナーの他、ポットサービスの紅茶を楽しむアフタヌーンティーも人気らしい。
【感想】 このオランダカフェこそが西港のNo.1施設。海を見渡せるテラスでのひとときは素晴らしく気持ちがいい。行き交う船も楽しめます。上の写真はメニュー表。さらにここで結婚式もやってるようです。ここは行くべし。
|
■営業時間 11:00〜22:00
■年中無休
■TEL:0964-54-2111
| |
【解説】 大正7年に明治天皇の即位50周年を記念して宇土郡教育会が建てた木造平屋建ての洋館(明治天皇頌徳記念館)。小泉八雲の『夏の日の夢』のなかで「その宿は、私にとって極楽であり、女中達は天女のように思われた。」と記したコロニアル様式のホテル「浦島屋」はこの場所に建っていたという(明治37年頃大連に解体移築)。
|
【感想】 現在はイベント会場として使われているため、展示などはありませんでした。
【解説】 明治20年頃に西港に誕生し、20年で姿を消した幻のホテル。文豪・小泉八雲もここを訪れ絶賛した。鉄道の延伸を見込んで建てられたが、鉄道の終点が三角東港となるに及んでホテルは廃業となる。日露戦争直後に日本人宿泊施設として大連地区に解体移築された。
平成4年に数枚の写真を元に透視図面を作成し、現在の建物を復元した。当時建っていたのは龍驤館の場所。 内部は、 休憩所としてリデザインされているので、当時のものとは違っている。
■営業時間 9:00〜17:00 年中無休
■無料
【感想】 西港でひときわ目を引く建物。内部は、喫茶店と資料ブースになっている。当時のモノクロ写真やムルドルさんについてなど様々な資料を展示。2階のベランダからは、海・山・天門橋が一同に見渡せます。素晴らしいです。そりゃ、こんなところに泊まれば小泉八雲も大満足でしょうよ。
【解説】 熊本県伝統工芸品に指定されている鍛冶の製作工程の紹介や、竹細工、陶芸の作品が展示する施設として、平成4年に改築。毎週水・金・土・日曜日には陶芸教室も開催されているらしい。
【感想】 一角にいろいろ展示している部屋があります。勝手に入れます。あとは外から工房をのぞく程度で見られます。
■開館時間 9:00〜17:00
■休館日
・月曜日(当日が祝祭日の場合はその翌日)
・祝日の翌日
・年末年始(12月30日〜1月2日)
| |
【解説】 明治23年に開庁し、大正9年に現在地に移築されたかつての裁判所。地元宇土郡をはじめ、下益城郡内2カ村、天草郡内5カ村の広域を管轄していた。平成7年に法廷の仕組みを紹介する施設として生まれ変わりし、法に関する資料の展示や、子供法廷(模擬裁判)を開催しているという。
【感想】 建物は立派な和風建築。中には、これまた立派な法廷が。 |
| |
【解説】 明治35年に宇土郡役所として建設された擬洋風の建物で、内部の床は板張りになっていて、壁と天井はしっくい塗り。天井面の装飾や窓の上下の開閉等が、洋風らしさを感じさせてくれる。現在は、全国で唯一の自治体経営である海技学院として、3級から6級海技士の免許講習などを行なっている。
【感想】 この奇抜な青色は当時のままらしい。内部は洋風の品のいい部屋が並ぶ。この建物の奥に木造の建物があって、そこで実際に授業が行われている。授業中はお静かに。
|