PDT+XAMPP+ZendDebugger インストール マニュアル
PDT(Eclipse PHP Development Tools)でPHPを開発できるようにするためのインストール・メモです。以下のステップでインストールします。
1.日本語版All-in-Oneパッケージのインストール
2.XAMPPインストール
3.Zend Debuggerのインストール
4.Eclipseのデバッグ設定
1.日本語版All-in-Oneパッケージのインストール
Eclipseやプラグインは標準では日本語化されてませんので、それぞれに日本語化する作業が必要となりますが、これが気持ち的にかなり面倒です。さらにJREというJavaのランタイムもインストールする必要があります。これらを一発解決してくれるものが「Pleiades (プレアデス)」で配布されている日本語版All-in-Oneパッケージです。
※ JRE補足
JREのインストールは簡単なのですが、状況によって思い通りのJREバージョンにならない場合があります。これは、例えばOracleクライアント等のJavaで動作するアプリをインストールしている場合、「環境変数」にJREの実行パスが記述されており、それが先に起動するために自分がインストールしたJREバージョンが起動しないということがあります。これに対処するには強引に環境変数を書き換えるか(Oracleが動かなくなるかも)、Eclipseに適用したいJREを関連づけるかです。
(1)ダウンロード
Pleiadesから、[ダウンロード]>[Pleiades All in One 日本語ディストリビューション (ZIP)]から任意のパッケージをダウンロードします。今回は全て揃っている [Eclipse 3.3 Europa]>[Ultimate]の「JRE付き」を選択します。
(2)配置
ダウンロードしてZIP解凍したらインストール完了です。「eclipse.exe」をダブルクリックすれば起動します。一応、今回は「C:\Eclipse」に保存して、デスクトップに「eclipse.exe」へのショートカットを作成しておきます。
(3)動作確認
eclipse.exeをダブルクリックして起動します。正常に起動できればOK。
2.XAMPPインストール
Eclipseがインストールできれば、PHPの編集だけならできますが動作テストはできません。そこでXAMPPを使ってPHPのテスト環境を構築します。XAMPPを使うとApache, PHP, MySQLが3分で使えるようになります。
(1)ダウンロード
XAMPP公式サイトから、[XAMPP Windows版]>[インストーラ] よりダウンロードします。今回は「xampp-win32-1.6.6a-installer.exe」をダウンロードします。
(2)インストール
「xampp-win32-1.6.6a-installer.exe」を実行してインストールを完了します。今回は「C:\xampp」にインストールします。
(3)動作確認
デスクトップ上の「XAMPPコントロールパネル」を起動します。Apacheの [開始]ボタンを押してApacheを起動状態にします。
次に、ブラウザを起動して「http://localhost」を開くとXAMPPの設定ページが開きます。まずはメニューにある「phpinfo()」を選択してPHPの設定情報を確認します。PHP4とPHP5を切り替えたいときは「PHP Switch」を使います。
3.Zend Debuggerのインストール
PDTをインストールしただけではVisual Studioのようなブレークポイントによるデバッグ機能は付いてきません。そこで「Zend Debugger」をインストールして効率的なデバッグができるようにします。
(1)ダウンロード
Zendサーバ(http://downloads.zend.com/pdt/server-debugger/)から「ZendDebugger-5.2.14-cygwin_nt-i386.zip」をダウンロードしてZIP解凍します。
(2)配置
解凍したフォルダ内に「5_2_x_comp」のようなバージョンごとのフォルダが入ってます。今回はPHP5.2.xでいきますので、「5_2_x_comp」フォルダを「php-5.2.x」にフォルダ名を変更して任意の場所に保存します。今回は「C:\xampp\php\zendDebugger」に保存します。
(3)php.iniの修正
PHPにZend Debuggerを関連付けるためにphp.iniを修正します。「C:\xampp\apache\bin\php.ini」を開いて以下のコードを追加します。
[Debugger]
zend_extension_manager.debug_server_ts = "C:\xampp\php\zendDebugger"
zend_debugger.deny_hosts = all
zend_debugger.allow_hosts = 127.0.0.1/192.168.0.*
zend_debugger.expose_remotely = always
ディレクトリパスやIPは状況に応じて変更してください。
(4)動作確認
Apacheを再起動してphpinfo()を開いて「Zend Debugger」が表示されていればインストール完了です。
【注意】 phpinfo()で「Zend Debugger」が表示されない場合でも正常にインストールが完了している場合がありますので、引き続き、以下のステップを進めてみてください。私の場合は、何かの拍子に「Zend Debugger」がphpinfo()に出てくるようになりました。
【参考】 XAMPP + PDT + ZendDebuggerでリモートデバッグ
4.Eclipseのデバッグ設定
Zend DebuggerをEclipseで使えるようにするにはEclipseへの設定が必要です。以下のステップでは、テスト用のプロジェクトを作成して、簡単なPHPプログラムの変数値をデバッグ表示してみます。
(1)Eclipseを起動
テスト用プロジェクトを用意
(2)[ファイル]>[新規]>[プロジェクト]>[PHP]>[PHPプロジェクト]を作成。
・プロジェクト名「TEST」
・ディレクトリ「C:\xampp\htdocs\test」
(3)[ファイル]>[新規]>[PHPファイル]を作成。
・ファイル名「index.php」
PHP設定
(4)[ウインドウ]>[設定]>[PHP]>[PHPサーバ]>[新規]を開く。
・名前「TEST」
・URL「http://localhost/test」

(5)[ウインドウ]>[設定]>[PHP]>[PHP実行可能ファイル]>[追加]を開く。
・名前「XAMPP」
・実行可能ファイル・パス「C:\xampp\php\php.exe」
・PHP iniファイル「C:\xampp\apache\bin\php.ini」
・PHPデバッガー「Zend デバッガー」

(6)[ウインドウ]>[設定]>[PHP]>[デバッグ]を開く。
・PHPデバッガー「Zend デバッガー」
・サーバー「TEST」
・実行可能ファイル「XAMPP」

PHPデバッグ・動作確認
(7)index.phpを開き、以下のコードを追加。
$test = 'テストです';
$str = $test;
echo $str;
(8)適当にブレークポイントを設定。
→ 行番号のところでダブルクリックする
(9)[実行]>[デバッグ]>[PHP Webページ]を選択
※ XAMPPコントロールパネルよりApacheが起動していることを確認。
(10)確認ダイアログが出たら「http://localhost/test/index.php」として[OK]
(11)デバッグ画面に切り替わって「変数ウインドウ」で変数:$testなどが参照できたら成功。

PDTの詳細は以下を参照してください。
・PDT FAQ
・【コラム】イマドキのIDE事情 (6) EclipseでPHP開発! PHP Development Tools
・Eclipse/プラグイン/PDTセットアップ&Debug
PDTの詳しい使い方は書店にて。

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コメント
かなり助かる~
PDT使いやすいですね。
デバックできるしクラスや変数のリストも見れるし。
マップの方は案の定、遅いんで
キャッシュサーバ使えないか検証中です。。。
KR | 2008年06月15日 09:50
すばらしいレポートですね。
PHPをほとんど使わない僕は、未だにXAMPP+EmEditorでやってます。これはぜひ導入したいです。
最近これが欲しいです。
「UMLモデリングツール 」
http://www.sparxsystems.jp/
orange | 2008年06月15日 13:29
■KRさん
MapGuide Master がんばれ!!
キャッシュサーバ・・・うん、なるほどね。
■orangeさん
Enterprise Architectは最近目をつけてたんですよ。
気が合いますね。
まあ、ちょっとお高いので私はJUDEを使ってます。
なかなかイイですよ、無償版でも。
http://jude.change-vision.com/jude-web/product/community.html
KABOSU | 2008年06月16日 22:22
おー、ありがとうございます!
フリーのを探していたんです。早速試してみます!
そして合格おめでとうございます!!
orange | 2008年06月16日 23:20
サイコー!!
やっぱAll-in-One使うんですね!
さっそく研究所のPCにインストールしてみました。
研究所のネットだと速度規制だのフィルターだので
DLするだけで今日は終了でした・・・
この前書いたiアプリはこれをプラグインに入れて使うのかな?
→iappli Development Kit
ただ試しにやってみたけど、最後の実行ってところでエラーが出る(T_T)
実験の待ち時間にいい暇つぶしができそうです。
あっ、合格おめでとうございます。
SH | 2008年06月17日 00:23
■orangeさん
ぜひ使ってみてください!!
あと、ありがとうございます!!
■SHさん
iアプリはこのEclipseにインストールしますよ。
ただ、私も使ったことがないので詳細は分かりませぬ。
インストール方法が分かったら、ぜひ教えてくださいませ。
KABOSU | 2008年06月17日 12:06
恥ずかしながらPATHの設定が間違ってました・・・
ここの更新、mixiからだと見えるのにmixiモバイルだと
見えないのは何でだろう?
SH | 2008年06月18日 15:45
ここのブログはmixi日記じゃない「外部ブログ」なんで
モバイル版では出てこないんですわ。
モバイル版はこちらです↓
http://www.kabosu100.net/i/
KABOSU | 2008年06月18日 21:05
外部ブログはモバイルの更新でないんだね。
確かにほかの外部の人も出てないね!
ってかここモバイル版もあるんだ!
手が込んでる!
初javaでiアプリはハードルが高すぎるかな?
まぁ、いつの日かUPしますw
SH | 2008年06月19日 01:13
■ SHさん
iアプリ作っちゃってくださいよ。
期待してまっせ!!
KABOSU | 2008年06月20日 12:02
このサイトほんとに助かりました。
有難う御座いました。
AI | 2008年08月14日 03:07
こんにちは、お世話になります。
勉強させてもらっています。
一つ教えていただきたいのですが
(9)[実行]>[デバッグ]>[PHP Webページ]を選択
のところですがこのオプションがでてきません。
PHPスクリプトというのは出るのですけど
incompatible debug server versionって出て
エラーになります。
これってどうすればいいものでしょうか?
gon | 2008年10月05日 19:01
■ gonさん
はじめまして。
「incompatible debug server version」について調べてみると以下のような解決方法があるようです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3653059.html
つまり、Zend DebuggerとPDTのバージョンが合っていないようです。
お使いのPDTに対応するZend Debuggerのバージョンに注意してみてください。
KABOSU | 2008年10月05日 20:21
早速、ありがとうございます。
バージョンが違っていました。
14を入れていましたが12にしたら、直りました。
ところで、Zend Studio が Eclipse対応になっていますが、ここで紹介されているのとどう違うのかご存じでしょうか?
有料だけあって使い勝手がよいとか、そういうのもあるものなのでしょうか?
今、ちょっと、迷っています。
gon | 2008年10月05日 22:33
■ gonさん
Zend Studioは使ったことありませんので詳細には分かりませんが、PDTよりデバッグや単体テストが充実しているのだろうと思います。あと、クラス図からソースコードを生成する便利機能もあったはずです。買う価値も十分あろうかと思います。
私はPDTになかなか満足はしてますよ。
ご参考までに。
KABOSU | 2008年10月05日 23:13
先日は、どうもありがとうございました。
なんとか動くようにはなったのですが、
文字化けが直りません。
場所はデバッグ出力、ブラウザ出力の窓です。
Web Browser(デフォルトのシステムWebブラウザ)・・・内部ブラウザと思いますが、ここは
大丈夫です。
先の方の窓の文字化けはどうすれば直るのでしょうか?
よろしくお願いします。
gon | 2008年10月11日 23:48
こんにちは。
文字化けの件ですが、設定、PHP、デバッグ、エンコードの設定のところで設定ができました。
gon | 2008年10月13日 10:51
■gonさん
返事が遅くなり、ごめんなさい。
解決されて良かったです。
KABOSU | 2008年10月13日 15:17
gonさんと同じエラー「incompatible debug server version」が出ます。
同じくバージョン14です。
Zend Debuggerのバージョン12はどこで手に入るのでしょうか…?
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
guru | 2008年10月30日 18:35
ここから落とせます。
なお、ユーザ登録がいります。
gon | 2008年10月31日 21:52
http://www.zend.co.jp/component/option,com_vfm/Itemid,177/dir,zenddebugger/
ここです。
gon | 2008年10月31日 21:52
>gonさん
どうもありがとうございます!
12に変えたら出来ました。
guru | 2008年11月02日 17:28
デバッグができずにハマっていたので助かりました!
ブラック沢 | 2008年11月19日 14:36
PHPを学ぼうと「Eclipse3でPHP5...」本を基にスタートしたのですが、ダメでPDT+XAMPP+ZendDebugger をインストールしました。が、
4.Eclipseのデバッグ設定のPHPサーバー設定で"その1"「現在表示されているページに無効な値が含まれています」のメッセージがポップアップ表示され先に行けません。教えていただけると助かります。(現在はPHP-switchでPHP4.4.7になっている状態です)
はじめのころは出ていたのですが、「ヘルプ」->「ソフトウェア更新」->「検索およびインストール」で「PDT更新」を行うと"その2"「PDT Feature(1.0.5)必須:フィーチャー"org.eclipse.wst(3.0.0)、または互換。」と出て、
最初から何回かZendを入れたり、Xdebugを入れたりやっているうちに今のようになってしまいました。また、PHP5の時、"その3"何回かやっている間でブレークポイントで止まったことがありません。(PDTがちゃんとインストールされていないせいなのか)
"その3"、"その2"、"その1"についてヒントを頂けると有難いのですが。宜しくお願いします。
もりんこ | 2009年06月26日 12:21
Zend Debuggerをいれ、デバッガとしての動作は正常にするのですが、デバッグ時のパースペクティブの変数ウィンドウに変数に格納した日本語が文字化けしてしまいます。
改善する方法などありましたら教えていただけると助かります。
ご多忙の中かと存知ますが何卒よろしくお願いいたします。
kazu | 2009年08月23日 02:03
Eclipse+XAMPPで構築中です。参考にさせてもらいました。
テトラ | 2010年09月15日 23:55
勉強させていただきました。
ありがとうございます。
テトラ | 2010年09月15日 23:57